MC50Jのベースとなっているのはおそらく家庭用のCX550V。マイクやレンズフードなどをセットし、業務での取材カメラ用途を想定している。コンシューマー機を多少手直しして業務用カムコーダに仕立てるというのは以前からよくある手法で、このHXR-MC50Jもその流れにあるマシンです。
レンズは、ソニー独自の光学技術を結集したGレンズ。光学10倍ズームで、ワイド側は29.8mm(35mm判換算)とワイコン不要のスペック。また6枚羽の虹彩絞りを採用し、アイリス優先モードも搭載しているので、ボケ味を生かした撮影もできる。
手ブレ補正も、CX550Vで大好評の、歩き撮りのブレを抑えられるアクティブ手ブレモードを採用。
業務用ならではの機能として、カムコーダー本体のステレオミニジャックに接続するタイプの小型ガンマイクECM-CG1Sと、レンズフード、高容量バッテリーNP-FV70を同梱した。
さらに付属のUSB変換ケーブルを使うことで、PCを使わず、MC50Jで記録したファイルを外付けのHDDに保存することができる。保存された素材の確認もMC50Jの再生機能で行うことができる。
CX550Vからの変更点は上記のとおりわずかなものですが、ガンマイクとレンズフードだけでもかなりプロ用という面構えになりますね。
価格も147,000円 (税別 140,000円)とベースのCX550Vに比べて数万円高と良心的。HDR-AX2000ほどの性能は必要無いが、業務で機動性の高い小型軽量カメラが必要な層や、ちょっと背伸びのアマチュア層にはピッタリかもです。
- SONY デジタルHDビデオカメラレコーダー CX550V ブラック HDR-CX550V/B
- メーカー: ソニー
- 発売日: 2010/02/19
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