2010年5月30日日曜日

新型Apple TVはiPhone OSがベースで激安価格のセットトップボックスへ

次世代 Apple TVは iPhone OSベース、予価99ドル
先日の Google TV プラットフォーム発表では Atom + Android + Chromeでテレビに挑む Googleの計画が明らかになりましたが、そういえば3年前も前から「社名+TV」製品を売っていたアップルも着々と次の手を打っているようです。 Engadgetが複数の情報提供者から得た証言によると、新 Apple TV は少量のフラッシュメモリのみを内蔵しストリーミング再生を主とするクラウドストレージ製品となり、OS には iPhone OSを採用するとのこと。

ハードウェアアーキテクチャは iPhone や iPod touch、iPad とほぼ共通しており、プロセッサには iPad や 次世代 iPhone と同じApple A4を採用します。携帯電話とおなじファミリのSoCながら、メディア再生は1080p HD動画にも対応。またハードディスクのかわりに16GBフラッシュメモリのみを採用すること、ポート類は電源とHDMI出力 (+ USB?) 程度しか備えないことから、本体は非常に小型になるとされています。情報提供者の表現では、新 Apple TVは「画面のない iPhone」。Time Capsuleを外部ストレージとして利用することもできるものの、基本はストリーミングの「クラウドストレージ」製品です。ソフトウェアについては iPhone OS ベースであるほか具体的な情報はありませんが、iPhone / iPad アプリを大画面と非タッチインターフェース (リモコン?) にカスタマイズしたアプリの App Store展開も容易に想像できます。
早い話がMacに近い製品だった従来のApple TVをiPhone/iPadに近い製品にシフトするって感じでしょうか。
TimeCapsuleを使えるとしても基本的には内蔵のフラッシュメモリのみというのはなかなか大胆なところ。クラウドでストリーミングというのは日本のような光ファイバーが多い国はまだしも、アメリカでは実用的にはどうなんでしょうね?
とはいえ、AppleもGoogleと同様次の目的は家庭のテレビなんでしょうか。楽しみです。

アップルコンピュータ AirMac Express ベースステーション with Air Tunes MB321J/A
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